彼女、お借りします(1) (週刊少年マガジン)

たった一度の“レンタル”で、輝き出す“リアル”がある。
都内在住のダメダメ大学生、木ノ下和也(20)。ある日、『ダイアモンド』というアプリで知ったレンタル彼女、水原千鶴を指名します。

一度きりのデートのはずが、けれども、千鶴のかわいらしさに、『どうせレンタルでしか会えない関係』なんだと長年のモテないコンプレックスが刺激され、彼女として一生懸命ふるまう千鶴に、「虚しくならない?」「他人でしょ」「どーせ一日だけのつきあい」「すぐ別れるんだから」と、レンタルしている本人のくせに、『レンタル彼女にひとこと言ってやったぞ!』と説教をはじめます。傷ついてシュンとなるかと思いきや、予想に反して千鶴は営業妨害だと正論で返してきて――。