相談を求める女性にアドバイスしてはいけないたったひとつの理由

女心を知る

身近な女性に悩み事を相談されたことはありませんか?女性の悩み事の相談は相談ではありません。欲しいのはアドバイスではなく共感なのです。

女性の目的は共感


女性の悩み事相談には、「わかる~。」や「大変だね~。」と共感することが一番です。女性の悩み事には男性は、ついついアドバイスをしてしまいますが、アドバイスをしてはいけません。なぜなら、女性は男性のアドバイスなど求めていないからです。
女性が悩み事や愚痴を相手に話す時は、多くは「共感」を求めているにすぎません。もちろん中には深刻な悩みや適切なアドバイスを求めている時もありますが、ほとんどの場合はただ話を聞いてほしいのです。だからといって相槌も適当に聞いていると、女性からは気のない風に見え、ちゃんと話を聞いてくれているのか不満に思います。
一方、男性にとっては、ダラダラ話すだけでどうするつもりなのかわからないと思っていることでしょう。男性が悩み事を相談する時は、悩み事を解決しようとしているため、たいてい話し相手に対してアドバイスを求めます。
このように、女性と男性では同じ行動をしていても目的が違います。実はこれには男女の脳構造が大いに違っているのが原因なのです。

男女の脳構造の違いが原因


男性脳の特徴は、理論的で空間能力や情報処理に長けています。男性が地図などを見ると、視覚化や決断力と集中力を制する脳の一部が活発に働き、図を早く理解することができます。
また、感情や記憶をコントロールする大脳辺縁系が活発でない男性は、他人の表情や感情を読み取るのが苦手です。
対して女性脳の特徴は、直感的に感情を読み取ることが得意としています。赤ちゃんの泣き方で、お腹が空いているのかオムツが濡れているのかを判断できるようになるためです。
脳神経の左右のネットワークが強い女性の脳は、複数のことを並行して進めることが得意とされるため、少ない労力で仕事を能率的にこなせます。また、ストレスと感じると、感情に反応する左の扁桃体が活発になるので人に話をしたくなります。
このように対比してみると、男女の脳の構造はほぼ真逆といっていいでしょう。女性のほとんどが男性のアドバイスを求めないのも、全部吐き出すことで整理しようとしているからなのです。女性が悩み事を話し出す時は、「こうやって物事を整理しつつ、共感してもらうことでストレスを発散しようとしているんだな。」と思ってみてはいかがでしょうか。

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